導入事例_{「折りたたみラック」}

倉庫内の面積を最大限に
有効活用し3S活動に貢献

「1つのラックで72個のテントシートを管理したい」現場の声を聴き、共に作り上げた「折りたたみラック」

　山口産業株式会社様　
佐賀県多久市に本社を置く山口産業株式会社様。1972年にテントシートの縫製工場として創業、テント倉庫やシェードセイル、大規模なスポーツ施設や子どもたちの遊具まで、様々な膜構造の製造に取り組まれています。

机上論ではわからないことが多いため、実際に現地へ出向き、山口社長をはじめ、実際にラックを動かすリフトマン、シートの管理業務を行う方の現場の生の声をお聴きすることで「折りたたみラック」の導入へ進めさせていただきました。

どのように商品を管理するか？作業にはどういった動作があるか？工場内の面積やレイアウトなどをヒアリングし、お打ち合わせを重ねることで、商品の最終的なカタチができていきました。商品名にある「折りたたみ」ですが、打合せ当初は折りたたみにする構想はありませんでした。しかし、トラックに載せる際の横移動を考慮し、折りたたみにしては？とご提案後に仕様を変更。折りたたみにすることで運送コストを削減することもできました。

このように、弊社では営業部と設計部が連携してお客様に最適なご提案をし、お客様と共に商品化していくことに努めています。

3DCADを使った製図の様子

1.背面ガードの取り外しが可能

シートを取り出す際、正面から取ることもあれば背面から取ることもあるため、ガードの取り外しができるよう設計しました。ラックの奥の方にある商品を取り出しやすくなっています。

2.段積み可能で省スペース

段積みして収納することが可能です。倉庫内の限られたスペースで保管でき、必要に応じて1台ずつ利用できます。

3.フォークリフトの4方差し可能

工場内のレイアウトや作業効率を考慮し、全方面からフォークリフトのツメを差せるよう設計しました。